大島渚監督作品から読み取る家族のきずな・湘南市民メディアネットワークが上映会とトークイベント

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 市民による映像制作・発信に取り組むNPO法人「湘南市民メディアネットワーク」(藤沢市藤沢、森康祐代表理事)は5月13日、県立かながわ女性センターホール(同市江の島1)で、同市内に約50年間住む映画監督・大島渚さんの作品上映会とトークイベント「つながり生きる力~大島渚・小山明子 その夫婦の絆」を開催する。大島監督と、妻で女優の小山明子さんが映画制作や介護生活を通して得た夫婦の絆(きずな)や家族のあり方、そしてその絆を支える「地域コミュニティー」の必要性を伝える。

イベント内容は4部構成。第1部では大島渚監督作品「少年」(1969年)の上映。実際に発生した当たり屋一家事件をモデルにしたもので、この作品で母親役を演じた小山明子さんは毎日映画コンクールの助演女優賞を受賞している。第 2部は同じく藤沢市在住の撮影監督・川又昂さんと市民グループ「鎌倉で映画と共に歩む会」の代表・藤本美津子さんが「現代の女性像と母親(女性)像」をテーマに対談する。大島作品に見る家族のあり方、仕事とプライベートをともにする夫妻のこれまでについて、トークを展開する。

 第3部では、主題曲が米国アカデミー賞を受賞した「戦場のメリークリスマス」(1983年)を上映し、第4部では、小山明子さんが、1955年のデビュー以来、映画女優として歩んできた軌跡を数多くの撮影現場のエピソードを踏まえてかたるほか、長年にわたる夫の介護を支えてきた家族の立場から、地域に求める絆のあり方などについて講演する。

 湘南市民メディアネットワーク代表の森康祐さんは「藤沢市に長年住んでおられる大島監督の功績を改めて認識するとともに、作品に込められた人間の絆というものへのメッセージを感じてもらいたいと思います。特に『少年』などは、逆説的ではありますが家族の絆や『生きる力』とは何か、といったことを考えさせる素晴らしい映画です。是非子どもや若者に見てもらいたい」と話す。

 イベントは10時15分〜16時30分(開場9時45分)。定員500人。チケットは一般前売券1,300円(当日券1,500円)、学生・シニアは前売・当日券共に1,000円。申し込み・問い合わせは湘南市民メディアネットワーク(TEL/FAX 0466-62-2288)まで。

 主催、NPO法人湘南市民メディアネットワーク。共催、県立かながわ女性センター。協力、大島渚プロダクション。

 

【関連リンク】
▽NPO法人湘南市民メディアネットワーク
http://scmn.info/index.html
▽県立かながわ女性センター
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f41205/
▽大島渚プロダクション
http://www.oshima-pro.jp/