秦野市で活動する市民団体に支援金-「市民活動サポート事業」

はだの市民活動連絡協議会(以下、れんきょう)は、秦野市内で活動する市民団体を支援する「市民活動サポート事業」の対象団体を12月15日から募集する。同事業は、れんきょうが2005年度から始めた市民活動団体助成で、今回で8回目。これまでの7年間でのべ53団体が支援を受けており、市民による公益的活動の活性化に寄与してきた。

同事業の支援金は、れんきょうが40社以上の企業や団体から、協賛や寄付を受けて運営している「はだの市民活動いきいき基金」と、秦野市からの助成金を原資にしている。れんきょうは2001年、市内約70団体で発足した。各団体はメンバーの高齢化や、ボランティア活動ゆえの資金難など共通の課題を抱えている。

「はだの市民活動いきいき基金」は、自治体に助成金を求めるだけでなく、れんきょう自体で活動資金を調達するため、創設された。資金集めの主な手段はバザーだ。秦野市内外の企業に広く応援を呼びかけ、新しい品物の寄付を募り、毎年11月3日の秦野市市民の日に「れんきょうバザー」として販売。積み立てた利益を各団体で分け合う仕組みだ。このバザーが市民と活動団体、企業の交流と場にもなっている。

同事業では、こうして集められた資金を初年度は5団体に助成。次年度からは秦野市からの助成金も加わり、8団体に5万円ずつの支援が行われている。れんきょうは今年、過去3年間支援を受けた団体に、れんきょうバザーにスタッフとして参加を呼びかける新たな取り組みを行った。支援金がどのように集められているのか理解してもらうきっかけになったという。

また、選考時のプレゼンテーションや、支援対象団体による活動報告会では、審査員を務める東海大学の前田成東教授らを中心に意見交換も行われている。れんきょう会長の山谷洋子さんは「各団体の資金不足は続いており、この事業の必要性はますます高まっている。また、バザーや報告会が団体同士の交流を深める機会となっており、事業への応募数も増え手応えを感じている」と話す。

これまで4月から募集していたが、「年度半ばの支援金交付では運用しにくい」という意見を反映し、今回から次年度分を前年度中に募集することになった。「例年より早い募集となり、準備期間が短いのですが申請をあきらめる前に、まずご相談ください」と秦野市役所市民自治振興課の守屋紀子さん。

応募期間は平成23年12月15日から平成24年1月16日。くわしい問い合わせは、はだの市民活動連絡協議会事務局(秦野市役所市民自治振興課内)。TEL:0463-82-5118 FAX:0463-82-6293 E-mail:siminjiti@city.hadano.kanagawa.jp

※ウェブでの応募要項は、秦野市民活動サポートセンターのサイトに公開される予定。

<関連リンク>
秦野市民活動サポートセンター
http://www.saposen.org/
はだの市民活動連絡協議会
http://www.saposen.org/guide.html